エンジンオイル交換しないとどうなってしまう!?
エンジンオイルの役割とは
エンジンオイルとはエンジンに使用されている潤滑油の事を言います。
エンジン下部に取り付けられている「オイルパン」に入っており、それを「オイルポンプ」で汲み上げてエンジン各所に送られます。車を人間に例えると、エンジンは「心臓」と言われています。そのエンジン内を循環するエンジンオイルは「血液」とも言えます。エンジンオイルのコンディションを良い状態で維持することで、エンジンを長くベストな状態で保ちます。
エンジンオイルは潤滑以外にも密封・冷却・洗浄・防錆の役割を担っております。
- 密封作用
- ピストンとピストンリングの隙間を密閉してガス抜けを防ぎ、パワーを維持します。
- 冷却作用
- エンジン内部の熱を吸収してオーバーヒートを防ぎます。
- 洗浄分散作用
- エンジン内部の汚れを取り込み、エンジンを綺麗に保ちます。
- 防錆作用
- エンジン内の水分や酸が原因で発生する錆を防ぎます。
エンジンオイル交換しないとどうなるのか?
使用するにつれて「すす・酸化」、「熱」、「ブローバイガスの混入」などによって汚れ劣化していきます。使用していなくても空気に触れることで酸化し劣化するするため、エンジンオイルの劣化は日々進んでいきます。もし放置したままにしておくと以下のような状態に陥ってしまいます。
・摩擦が進み燃費が低下
・滑りが悪くなりエンジンから異音が発生
・オイル量の不足でエンジンが焼き付く
エンジンオイルの正しい交換時期は??
エンジンオイルの交換時期は見た目では判断しにくく使用状況によっても異なってくるため一般的な交換時期の目安は「距離」と「試用期間」で判断します。
長期間使用したエンジン、あるいはオイル漏れを起こしている場合などオイル量も減っていきます。そのため定期的に「オイルゲージ」(エンジンについてる黄色いフックの細長い棒状のゲージ)によって油量を確認する必要があります。
一般的に交換時期としてよく言われるが距離は「3000㎞~5000㎞」で期間としては「3か月~6か月」と言われておりますが、エンジンオイルの交換は上記したように使用するにつれてエンジンオイルの役割の効果も低下し、使用しなくても酸化し劣化します。従って交換期間は「早すぎるからよくない」ということはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あまり注目されないエンジンオイルですが、車の心臓部でもあるエンジンを円滑に動かすための血液ともいえる役割を担っています、エンジンオイルが劣化したりオイル量がなくなってきたりすると、様々な部分で不調を起こし始めます。異音や不調を感じましたら、ぜひ一度当店にご来店ください。
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